「学校給食ということば」について、当会初代主宰であった故阿部裕吉が弊誌創刊号の巻頭挨拶に以下のような記述をしております。
「最近、学校給食という用語に抵抗を感ずる人が多いという。給食ということばは、文字通り食を給すると書くところから、供与側から見たニュアンスが感じられるともいう。(中略)学校給食が大きく発展している現在、従来の学校給食という用語の持つニュアンスをあらためて考えてみる必要がありそうだ。たとえば、学校給食を学校食事に、給食指導を食事指導にというふうにかえるのはどうだろうか。」
これは、弊誌発刊に当たり一つの提言として現在に至るまでその理念として息づいております。
月刊『学校の食事』は、創刊号から一貫して、子どもたちと学校栄養士を取り巻く環境と現場のあり方をみつめ、50年間歩んでまいりました。今日では食育という言葉は日常的に使われるようになっておりますが、まさに“学校の食事の教育”が大切であることを設立当初より願って、栄養教諭・学校栄養職員の皆さんと共に弊誌を作ってまいりました。これからも、その理念に忠実に、栄養関係者にとって身近で役立つ誌面作りに努力邁進してまいります。
会社名 | 株式会社 学校食事研究会 |
所在地 |
〒102-0073
東京都千代田区九段北1-9-5-316 |
TEL | 03(3265)0377 |
FAX | 03(3265)0378 |
設立 | 1968年9月、学校栄養職員の資質向上と学校給食の食事内容の充実を目的に『学校の食事』を発刊し、学校栄養職員を啓発し、学校給食の発展に資するために設立。 |
学校食事研究会 東京都千代田区九段北1-9-5-316
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